ボストン・ブルーインズを観に行こう!

nhl_bos_320_01.jpg2010-2011シーズン、ついに39年ぶりとなるスタンレーカップの栄冠を勝ち取ったブルーインズ。
スポーツ熱の高いニューイングランドのエリアにまた1つ栄冠が加わりました。
これで、ボストンエリアに本拠地を置く、4大スポーツは、2000年以降、すべてのタイトルを得たことになります。

プレーオフでは、カンファレンスセミファイナルのフライヤーズ戦以外はすべて第7戦までもつれこんだブルーインズ。
それでも、トーマスを中心に、チャラ、ルチッチ、クレイチ、バージェロン、マーシャンドなどが輝きました。

チャンピオンとして臨む新シーズン。地元での人気も高くなります。
そのブルーインズの本拠地は、TDガーデンとなります。
ボストンのダウンタウンエリアとなり、地下鉄でのアクセスが便利な会場です。
そのため、ダウンタウンをベースにすればほとんど観戦には問題ないといえます。

TDガーデンで観戦する

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TDガーデンでは、NBAのボストン・セルティックス、NHLのボストン・ブルーインズ他、有名アーティストのコンサートなど開催されます。
座席数は、MAXで19580席、NBAが18624席、NHLが17565席となります。
会場のアクセスの良さは、随一です。
地下鉄を降りてすぐです。問題は冬の寒さになります。

会場内について

TDガーデンは、まずロッジレベル(1階席)、クラブレベル(1階席後方)、300レベル(2階席)という2階層です。
300レベルはROW:1からROW:15の15列構成が一般的になりますので、後方に20も30列もあるというわけではありません。
ロッジレベルは、アイスホッケーの場合は、ROW:1から18が基本となります。
(NBAの場合は、スタンド以外にフロア席が増設されますので、ゴール裏は列の数が増えます。
サイドも3列~5列ほど増えます)
クラブレベルは8列ほどあります。クラブレベルの列はアルファベットとなり、AA~CC、A~Eという感じになります。

持ち込みできるもの

持ち込みのうるさい会場です。
持ち物は最小限にした方が無難です。
荷物のチェックも細かくありますので、入場までに多少時間が掛かることは想定しておいた方がいいと思います。

カメラ

カメラの持ち込み規制に関しては、若干その日の係員の対応によるところもありますので、
アリーナ内のイベントの場合は、あまり大きい望遠レンズの付いたカメラは避けた方が無難ではあります。
一般的なデジカメはまず問題ない会場です。

食べ物

飲食物の持ち込みはできないアリーナとなります。
会場の中で、食べ物、飲み物は買うことができます。
一般的なピザやちょっとした軽食を買えます。

子どもの入場

TDガーデンの子どもの入場については、年齢となります。
2歳以下の子どもは親のひざ上の観戦の場合、チケットは不要になります。
ただ、一部のファミリーイベントなどはチケットは必要になる可能性もありますので、事前に確認しましょう。

ゲートオープンの時間

TDガーデンは基本的には、試合開始の1時間前から開場します。

チケットの買い方

nhl_bos_320_02.jpgチケットは、チームの調子、スター選手がいるかいないかで売れ行きが全く違います。
ボストン・ブルーインズの場合は、チャンピオンとして臨む新しいシーズンです。
そのため、どの試合も定価では買いづらくなると思います。

「定価チケットは買いづらいチーム」という位置づけでチケットをお探しください。

北米イベントは、定価では取りづらくても、リセールチケット(再販チケット)が発達しています。
そのため、あくまでも取りづらいのは、定価の話で、リセールの場合は、買えます。
リセールは、売り手が値段を付けますので、試合によっては割高になることもありますが、例えば、2席並びでサイドラインの座席が欲しい時などは、買えることが多くなります。

買う上で注意したいのは、まず自分の予算です。

例えば、ブルーインズだけを見たく、これだけのためにチケットを探す人で、せっかく行くなら多少の予算を、という場合、無理に定価で妥協せず、リセールチケットを探す方が、おそらく希望の座席を買えます。
逆に、とにかく安く見れればいいという場合は、毎年9月ぐらいに発売される定価チケットで一番安いところを買うという方法もあります。

ブルーインズに限らず、近年のNHLのチケット販売の傾向として、チームがカード、開催日ごとに定価を代えて販売しています。
これは、例えば、週末の人気チームとの対戦の場合は、定価を高く売る、逆に、平日のそれほど人気のないチームとやる場合は、安めに売るということです。
この影響を受けるのは、私たちビジターであり、地元のシーズンホルダーがフルシーズンのシーズンシートを買う場合は、均一料金です。
そのため、シーズンホルダーが行かない試合をリセールで販売するとき、本当に行かない売り手が販売するリセールチケットは、私たちが、
チケットマスターを通じて買う定価チケットより安く買えることもあります。

リセールチケットを買うのは、タイミングです。
早ければ、いい座席を安く買えるというわけではありません。

チケットを買うリセール会社の選定から、タイミングまで、さまざまなコツがありますので、「早く買えばいい座席を買える」という考え方を少しおいて、チケットを探してみましょう。

上記にも記載したように私たちが買う1試合だけの定価チケットは、カードにより異なります。
簡単な例をあげると、シーズンホルダーが1試合あたり、20ドルぐらいで買える場合、1試合ごとに販売される定価チケットの価格は、カードによっては、55ドル~100ドル近くになります。

それだけシーズンホルダーが優遇されているということとともに、買う方もそのようなことを理解した上で、買いたいですね。