シカゴ・ブラックホークスを観に行こう!

NHLの2011シーズンの開幕が迫ってきました。
今年こそ、NHLを観に行こうという方に、いくつかのチームをご紹介いたします。
ここでは、若きスターがそろうブラックスホークスについてのご紹介です。

chi_kane_88若干21歳にしてキャプテンを任され、2009シーズンではスタンレーカップを獲得したジョナサン・テーブス(1988年生)、
2010年のプレーオフのファーストラウンドでもカナックスとの第7戦の終了間際に同点ゴールを決め、勝負強さを存分に見せつけました。

パトリック・ケイン(1988年生)も日本にファンが多い選手ですね。
2009年のレギュラーシーズンでは得点、アシスト、ポイントでチーム三冠の活躍で、プレーオフに導きました。

シカゴ・ブラックホークスは、アメリカのシカゴに本拠地を置きます。
ユナイテッドセンターといい、NBAのシカゴ・ブルズと同じ本拠地となります。
ユナイテッドセンターのあるエリアは、マルコムX大学、ラッシュユニバーシティメディカルセンターがあり、もの静かなエリアになります。

朝のブルーラインは、ここまで来ると若い学生がほとんどになるようです。
決して治安が悪いエリアには感じませんが、何があるかわからないので当然注意は必要でしょう。会場の周りだけ歩くと、本当に何もありません。

ユナイテッドセンターの周辺

unitedcenter_outsideユナイテッドセンターのあるエリアは、マルコムX大学、ラッシュユニバーシティメディカルセンターがあり、もの静かなエリアになります。
朝のブルーラインは、ここまで来ると若い学生がほとんどになるようです。
決して治安が悪いエリアには感じませんが、何があるかわからないので当然注意は必要でしょう。
会場の周りだけ歩くと、本当に何もありません。
何か食べれるような場所もなく、信号の角には、チケットショップがあるぐらいです。

試合がない日は来ることもないと思いますが、会場の周りで食べたり、ショッピングをしたりという感じのエリアではないです。

マイケル・ジョーダンの銅像

ジョーダンの銅像はゲート4の前にあります。
夜の試合の場合は、暗くてわからないかもしれません。

駐車場

unitedcenter_parkingユナイテッドセンター周辺がオフィシャルパーキングになっているのですが、試合開始前後の時間帯は道も渋滞気味です。
シカゴ自体、地下鉄の移動が便利な街ですので、レンタカーの場合はかえってコストが掛かると思います。

試合の日の料金は、25ドル前後です。

ホテル情報

会場周辺は、閑静な住宅街のようなところとなり、一見、会場周辺にはホテルは見当たりません。
基本的には、シカゴのダウンタウンがベストだと思います。
このあたりは、特に会場や大学以外は目につくものがありません。
そのため、無理にできるだけ会場に近いホテルというのはかえって非効率になる可能性があります。
地下鉄のアクセスを使う場合、空港から出ているブルーラインが一本です。
そのため、ホテル代を安くする場合は、オヘア空港近くのホテルも方法の1つです。

ユナイテッドセンターで観戦する

ユナイテッドセンターでは、NBAのシカゴ・ブルズ、NHLのシカゴ・ブラックホークス他、有名アーティストのコンサートなど開催されます。
ブルズの集客数に象徴されるように、アリーナの規模としては、大きい部類です。

例えば、有名なマディソンスクエアガーデンのNBAの集客人数(座席のみ)が1万9763人に対して、ユナイテッドセンターは、2万917人と約1100席も多く、さらに立ち見がフルで入ると2万3000人を超えます。

会場内について

unitedcenter_insideユナイテッドセンターは、まず100レベル(1階席)、200レベル(2階席)、300レベル(3階席)という3階層です。
特徴としては、200レベルはゴール裏も含めて全体的にクラブレベルとなり、このエリアは200レベルのチケットホルダーでないと入ることができません(コンコースを含め)。

100レベルは、1-19列が基本となります。NBAの場合、コートとスタンドの座席に隙間が生じるため、それを埋めるためフロアレベルの座席があります。ユナイテッドセンターの場合は、横のエリアは、A、B列、それとコートサイドが1列になります。
ゴール裏はAからMその後、1~19となります。Aの前にコートサイドの座席が1列あります。

200レベルは、基本的には1から8列となります。

300レベルは、1から17のエリアが多く、最後尾の後ろが立ち見エリアとなっています。

ユナイテッドセンターは、立ち見チケットを販売します。
そのため、実際の座席数は、NBAの場合、20917人ですが、最高で、2万3129人の集客となります。
NHLは、1万9717人分の座席ですが、立ち見を入れると2万2428人の集客となります。

持ち込みできるもの

unitedcenter_inカメラ

カメラの持ち込み規制に関しては、若干その日の係員の対応によるところもありますので、
アリーナ内のイベントの場合は、あまり大きい望遠レンズの付いたカメラは避けた方が無難ではあります。
一般的なデジカメはまず問題ない会場です。

食べ物

飲食物の持ち込みはできないアリーナとなります。
会場の中で、食べ物、飲み物は買うことができます。
一般的なピザやちょっとした軽食を買えます。

子どもの入場

ユナイテッドセンターの子どもの入場については、身長になるようです。
36インチ(約91センチ)未満の子どもは親のひざ上の観戦の場合、チケットは不要になります。
ただ、一部のファミリーイベントなどはチケットは必要になる可能性もありますので、事前に確認しましょう。

ゲートオープンの時間

ユナイテッドセンターは基本的には、試合開始の1時間30分前から開場します。

ゲストサービス窓口(Guest Relations)

会場内で分からないこと、帰りの交通が分からない場合などは、ゲストセンターで確認してみましょう。
1階はゲート2と6付近に設置されています。

喫煙

ユナイテッドセンター内は禁煙です。
2011年現在、ゲート7のエリアに喫煙所がありますので、そこで吸うようにしましょう。
一度、外へ出る手続きをするため、必ずチケットを持っていき、出るとき、帰るときにスキャンしてもらいます。

ユナイテッドセンターへのアクセス

unitedcenter_subwayユナイテッドセンターへのアクセスで、一番簡単だと思えるのは、地下鉄の利用になるでしょうか。
ブルーラインで、最寄りのIllinois Medical District(イリノイ・メディカル・ディストリクト)駅まで行きます。
そこから徒歩5分前後で会場が見えます。
なかなかバスに乗りなれない方にとっては、アメリカの複雑なバスの使い方は慣れるまでは面倒です。
電車の場合は、とにかくその路線の行き先さえ間違えなければ、駅がありますので、難易度は下がります。

ブルーラインがカバーしているのは、オヘア空港からとなりますので、空港周辺のホテルに宿泊している方も1本でこれます。
時間としては約50分。料金は2010年現在2.25ドルです。
傾向としては、ビジネスマンのような客層が多いラインです。

ブルーラインの情報

市バスもダウンタウンからユナイテッドセンターを結びます。
乗るバスさえ間違えなければ、問題ないと思いますが、アメリカのバスは、大体の場所で自分で判断しておりないといけません。
そのため、慣れないとずっと外を見て、降りるタイミングを逃さないようにしないといけないのですが、行きは、会場がどーんとありますので、問題はないでしょう。
帰りのバスもアリーナの前から出ているので、まず迷うことはありません。

ダウンタウンからユナイテッドセンターへ行くバスは、#50となります。

チケットの買い方

チケットは、チームの調子、スター選手がいるかいないかで売れ行きが全く違います。
シカゴ・ブラックホークスの場合、2006年ぐらいまでは、ほとんどガラガラで、チケット買いやすいチームでした。
ところが、2008-2009シーズンでは、急に定価チケットが完売し始めます。
そして、スタンレーカップを獲得して、迎えた2010-2011はほぼ毎日完売になります。
もともと立ち見チケットを販売するユナイテッドセンターですので、集客率は常に100%以上となります。
現在のブラックホークスの集客率は、NHLの中でもトップクラスですが、これは、立ち見があるからです。

「定価チケットは買いづらいチーム」という位置づけでチケットをお探しください。

北米イベントは、定価では取りづらくても、リセールチケット(再販チケット)が発達しています。
そのため、あくまでも取りづらいのは、定価の話で、リセールの場合は、買えます。
リセールは、売り手が値段を付けますので、試合によっては割高になることもありますが、例えば、2席並びでサイドラインの座席が欲しい時などは、買えることが多くなります。

買う上で注意したいのは、まず自分の予算です。

例えば、ブラックスホークスだけを見たく、これだけのためにチケットを探す人で、せっかく行くなら多少の予算を、という場合、無理に定価で妥協せず、リセールチケットを探す方が、おそらく希望の座席を買えます。
逆に、とにかく安く見れればいいという場合は、毎年9月ぐらいに発売される定価チケットで一番安いところを買うという方法もあります。

ブラックホークスに限らず、近年のNHLのチケット販売の傾向として、チームがカード、開催日ごとに定価を代えて販売しています。
これは、例えば、週末の人気チームとの対戦の場合は、定価を高く売る、逆に、平日のそれほど人気のないチームとやる場合は、安めに売るということです。
この影響を受けるのは、私たちビジターであり、地元のシーズンホルダーがフルシーズンのシーズンシートを買う場合は、均一料金です。
そのため、シーズンホルダーが行かない試合をリセールで販売するとき、本当に行かない売り手が販売するリセールチケットは、私たちが、
チケットマスターを通じて買う定価チケットより安く買えることもあります。

リセールチケットを買うのは、タイミングです。
早ければ、いい座席を安く買えるというわけではありません。

チケットを買うリセール会社の選定から、タイミングまで、さまざまなコツがありますので、「早く買えばいい座席を買える」という考え方を少しおいて、チケットを探してみましょう。

上記にも記載したように私たちが買う1試合だけの定価チケットは、カードにより異なります。
簡単な例をあげると、シーズンホルダーが1試合あたり、20ドルぐらいで買える場合、1試合ごとに販売される定価チケットの価格は、カードによっては、55ドル~100ドル近くになります。

それだけシーズンホルダーが優遇されているということとともに、買う方もそのようなことを理解した上で、買いたいですね。

旅をプランニングしよう!

まず、ブラックホークスのスケージュールをしりましょう!

(※ホームゲームのみ) 開催地:シカゴ 会場:ユナイテッドセンター

開催日 開始時間 対戦チーム
2011年10月08日 07:00PM ダラス・スターズ
2011年10月13日 07:00PM ウィニペグ・ジェッツ
2011年10月15日 07:00PM ボストン・ブルーインズ
2011年10月22日 07:00PM コロラド・アバランチ
2011年10月25日 07:30PM アナハイム・ダックス
2011年10月29日 07:00PM コロンバス・ブルージャケッツ
2011年10月31日 07:00PM ナッシュビル・プレデターズ
2011年11月06日 07:00PM バンクーバー・カナックス
2011年11月11日 06:00PM カルガリー・フレームス
2011年11月13日 07:00PM エドモントン・オイラーズ
2011年11月29日 07:30PM フェニックス・コヨーテズ
2011年12月02日 07:00PM ニューヨーク・アイランダーズ
2011年12月05日 07:00PM フェニックス・コヨーテズ
2011年12月11日 07:30PM サンノゼ・シャークス
2011年12月16日 07:00PM アナハイム・ダックス
2011年12月18日 07:30PM カルガリー・フレームス
2011年12月21日 07:30PM モントリオール・カナディアンズ
2011年12月26日 07:30PM コロンバス・ブルージャケッツ
2011年12月28日 07:00PM ロサンゼルス・キングズ
2011年12月30日 07:30PM デトロイト・レッドウイングス
2012年01月02日 07:00PM エドモントン・オイラーズ
2012年01月06日 07:00PM コロラド・アバランチ
2012年01月08日 07:30PM デトロイト・レッドウイングス
2012年01月10日 07:30PM コロンバス・ブルージャケッツ
2012年01月12日 07:00PM ミネソタ・ワイルド
2012年01月15日 08:00PM サンノゼ・シャークス
2012年01月18日 07:00PM バッファロー・セイバーズ
2012年01月20日 06:00PM フロリダ・パンサーズ
2012年01月24日 07:30PM ナッシュビル・プレデターズ
2012年02月19日 08:30PM セントルイス・ブルース
2012年02月21日 06:00PM デトロイト・レッドウイングス
2012年02月23日 07:00PM ダラス・スターズ
2012年02月29日 06:00PM トロント・メイプルリーフス
2012年03月09日 08:30PM ニューヨーク・レンジャース
2012年03月11日 03:00PM ロサンゼルス・キングズ
2012年03月13日 07:30PM セントルイス・ブルース
2012年03月18日 03:00PM ワシントン・キャピタルズ
2012年03月21日 07:00PM バンクーバー・カナックス
2012年03月25日 08:30PM ナッシュビル・プレデターズ
2012年03月29日 07:00PM セントルイス・ブルース
2012年04月01日 07:00PM ミネソタ・ワイルド

航空券

日本からシカゴは、直行便もあります。
また、うまくアレンジすれば、周遊券を買わなくてもシカゴに到着後、すぐ観戦、翌日、ニューヨークなどに移動ということもできそうです。
そうすれば、短い滞在期間で複数チームを見ることもできますので、これは便利ですよね。